御宿での生活の参考にして頂くべく、御宿に関わる多様な『人』をご紹介していきます。 今回ご紹介するのは、御宿に移住後、サイクリング事業を開始した福本さんです!
– 自己紹介をお願いします
はじめまして。福本匠です。神戸市出身で埼玉県から御宿町に移住して8年くらい経ちました。2023年12月にサイクリングツアーとレンタルサイクルの事業「Li Onjuku」を御宿町で起業しました。
御宿町に暮らしている間に、御宿町の素晴らしい自然や四季折々の美しさに触れ、起業したいと思うようになりました。 また、サラリーマンで勤め人の毎日にそろそろ自分自身、限界だったので。。。(笑)、自分の力を試すためにも、どこまでやれるかやってみたいと思い、起業しました。
より良い事業にするため、まだまだ努力が必要ですが、この町で地道にやっていこうと思っています。
– サイクリングツアーについて教えてください
やはり御宿の良さは海も里山も町も、コンパクトに詰まっているところだと感じています。少しペダルをこげば、そのどちらも体験できます!
「Li Onjuku」サイクリングツアーは、五感で感じるサイクリングをテーマに、坐禅やカラオケ、海女の文化やロドリゴの歴史、御宿の人たちとの触れ合い、四季折々の自然を感じながら、リアルな御宿を体験してもらうツアーを実施しています。
また観光地ではなく普通の田舎を体験してほしいと思い、御宿町の人たちにも協力してもらいながら、より充実したツアーができるように試行錯誤しています。また、基本的にはサイクリングコースも極力お客様のニーズに合わせて、自由で柔軟なサイクリングツアーを体験してもらおうと思っています。
例えばジャマイカ人のお客様はサイクリングツアー中にカラオケスナックに立ち寄り、御宿のおばさまと、「時の流れに身を任せ」をデュエットしたり、フランス人のお客様が春日神社で厄払いをしたり、アメリカ人のお客様がザリガニ釣りをしたり。お客様のニーズに柔軟に対応します!
外国人のお客様にも、まだまだ拙い英語ですが、誠心誠意ガイドいたします。もちろん日本人のお客様も大歓迎です!
ぜひ、御宿町で楽しい一日、Life is once をともに過ごしましょう! 電動自転車も用意しておりますので、体力に自信のない方にも楽しんでいただけます!
【Instagram】https://www.instagram.com/li.onjuku
– どのようなきっかけで御宿に移住したのでしょうか?
青年海外協力隊でアフリカのウガンダの村で二年間生活し、それから帰国後、埼玉で共働きをしながら子育てをしていました。
コンクリートに囲まれた都会での忙しい毎日、ストレスの多い毎日より、ウガンダの人々の様に『 Life is once 』 を大切にして生きていきたい。海や自然のあるところで一日一日、一瞬一瞬を大切に暮らしたいと思い、娘が小学校に入学するタイミングで移住先を探しました。【このタイミングを逃すと、一生海なし県の埼玉県民になると思い(笑)】
また、妻は移住を機に専業主婦になってもらいました。 当初は移住支援の手厚い、いすみ市で探していましたが、御宿の物件をたまたま見に来た際に、開放的でリゾートな雰囲気を感じて、御宿への移住に傾きました(いすみ市の方、ごめんなさい)。
– 実際に暮らしてみて、いかがでしょうか?
スーパーに買い物行くと、知り合いに4人5人と会うことがまーよくあります。スーパーのおばさんからも今夜の晩御飯のアドバイスを頂いたり(笑)。町中、知り合いがたくさんで、悪いことはできません(笑)
御宿での暮らしの良い面をあげると、自然に囲まれた中でののびのびと牧歌的、穏やかに子育てができることが魅力です。学校もかなりアットホーム。一人一人の顔が見えて、娘ものびのびと中学校生活を楽しんでいます。また、運動会などの学校行事では子供の出番が圧倒的に多いです!
一方で、習い事や中学卒業後の進路の選択肢が少ないこと等、今後さらに充実されれば良いなと思う点もあります。 都会とはまた、全然違う価値観、社会があるので、そういう面ではいろんな世界があることを知ることで自分自身の成長に繋げられると思っています。
もちろんそれも自分次第ですが。また、その「違い」を楽しみながら生活できるかも大切かなと思います。これからも成長しながら御宿ライフを楽しんでいきたいです!
そしてサイクリング事業で御宿町の活性化に微力ながら貢献できればと思います!