今は第○次 移住ブーム !?

御宿は過去に、様々な人達が移り住んできた歴史があると言われております。今回は、その内容を振り返ってみたいと思います。 なお本記事に掲載している話は諸説あります。

第1次 移住ブーム !?

江戸時代初期に、紀伊半島(大阪府・和歌山県・三重県)の漁師・商人達が、黒潮にのって漁をしながら房総半島に移り住んだと言われています。 1656年には、『崎山次郎右衛門』という紀州の漁師が房総に移り住み、銚子に漁港を築き、故郷から多くの仲間を呼び寄せ、盛況を博したと言われています(出典:Wikipedia)。 

また勝浦や白浜といった地名は、紀伊半島にも房総半島にも存在しており、紀伊半島と房総半島の地名・風習・食文化(なめろう等)には、多くの類似点があると言われております。

第2次 移住ブーム !?

1974年、千葉県と西武グループの官民共同で「千葉県夷隅郡地区開発事業」が発足し、御宿台地区が別荘・分譲地として開発され、1988年から分譲が開始されました。 2000年4月に10番目の行政区として御宿台区が誕生し、今では御宿町最大の建物数・世帯数を擁する大規模タウンとなっています。 なお 2022年の御宿台の人口は 1,581名で、御宿町全体の人口が 7,109名なので、全人口の約22%の人達が御宿台に住んでいる状況となっております。

 御宿台を含めた各地域の人口推移は、別記事をご参照ください 。

第3次 移住ブームの到来 !?

2019年の新型コロナウィルス感染症の流行に伴い、地方移住への関心が高まりました。 御宿が人気の移住先として選ばれ、移住ブームが御宿に到来する日が来るかもしれません。

ところで 御宿町の財政状況は?

移住を考えている人から、「 御宿町の財政状況はどうなっているの?」と聞かれることがありますので、以下に2022年度の一般会計決算を掲載します。自主財源は約4割、依存財源(国や県から交付されるお金)は約6割となっています。

 他所からのお金や、様々な地域の人達が関わって、御宿町が成り立ってきたんだね  

( 出典: 御宿町広報誌 2023年10月号 )